4か月の留学でTOEICが10点しか伸びなかった話

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私は学生の頃、カリフォルニア バークレー(Berkeley)に4か月留学していたことがあります。

 

留学後は就活だったので、TOEICの点数を上げようと考えていました。

 

4か月も行けば、それなりにTOEICスコアも伸びるだろうと安易に考えていましたが、結果は10点しか伸びなかったのです。

 

 

1.留学後の英語

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留学前に受けたTOEIC L&R試験は415点でした。

 

そして留学後に受けたTOEICの点数は425点です(目標は600点)。

 

リスニングは上がっていましたが、なんとリーディングが下がっていました。

 

留学後もリーディングパートは相変わらずわかりませんでした。

 

600点取ろうと、なぜ思えたのか不思議です。

 

ただしスピーキングは伸び、周りからも「少し話せるようになったね」と言われました。

 

全く話せないのが初歩的なコミュニケーションが取れるようになったレベルです。

 

 

2.留学で取り組んだこと

4か月の留学のうち、最初の2か月は語学学校で勉強です。

 

学習時間は9時~15時で、クラスのほとんどが同じ大学の学生です。

 

残り2か月は環境のボランティアです。

 

苗植えや、畑の手伝いをしながら、環境について学びました。こちらも同じ大学の学生と一緒に取り組みました。

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活動時間はバラバラで、3時間の時もあれば、6時間の時もあります。

 

町にはペットボトルでなく、再使用できるビンでの販売を心掛ける店も多く、学ぶことがたくさんありました。

 

寮住まいだったので、放課後は共有リビングに出て、台湾人や韓国人の方とよく話していました。一緒に晩御飯を作ったこともあります。

 

またネイティブの友達もできたので、週1回から2回会ってご飯を食べたり、出歩いたりしました。特にドライブは楽しかったです!

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一応、英語でわからなかった表現は、調べて次から使えるように意識していました。

 

 

3.留学を通して感じたこと

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考えてみれば、留学中に英語をほとんど読んでいないので、リーディングが伸びないのは当然です。

 

リスニングは常に英語が飛び交っているので、速さに慣れてきます。4か月でも、音が聞き取れるようになってきたな、と実感できます。

 

スピーキングは話す環境を作ることが大切だと実感しました。私は海外の友達と話す機会があったので、多少話せるようになりました。

 

 

4.最後に

4か月では、英語がペラペラにはなりませんが、自分次第で大きく向上させることは可能だと思います。

 

伸ばしたいスキルを明確にして、自分で環境を作ることが大切です。

 

またしばらくその国に住むことで、生活や文化に関する発見がいくつもあります。

 

視野が広がり、価値観や考え方が大きく変わったのも、4か月滞在したからだと感じています。