仕事を辞めてからカナダに留学するまでにやること
仕事を辞めてから留学に行くまでに、やるべきことはたくさんあります。
特にコロナ禍の現在、渡航までに用意が必要な書類があります。
そこで今回は、仕事を辞めてからカナダに行くまでに、やらなければならない手続きについて書いていこうと思います。
- 目次
1.国民年金へ切り替え
自営業者の方は国民年金に、会社員の方は厚生年金に入られていると思います。
会社員の方が会社を退職する場合、厚生年金から国民年金に切り替え、もしくは家族の扶養に入る必要があります。
国民年金に切り替える場合は、50歳未満の方であれば保険料の納付猶予申請(保険料を支払わなくてよいが、受け取れる年金も減る)も可能です。
その際、必要な書類は下記の通りです。
- 必要書類
退職連絡票、資格喪失証明書など
2.年金手帳
3.マイナンバーカードor通知カード
4.本人確認書類
運転免許所、パスポート、保険証など
5.離職票(納付猶予申請の場合)
※地域により異なる可能性があります。市町村役場に問い合わせてみてください。
退職証明書、資格喪失証明書、離職票は退職後会社から送られてきます。
2.国民健康保険へ切り替え
自営業者の方は国民健康保険に、会社員の方は社会保険に入られていると思います。
会社員の方は退職後、国民健康保険、任意継続保険、家族の扶養に入る、のいずれかを選択しなければなりません。
国民健康保険へ切り替える場合、必要な書類は下記のとおりです。
- 必要書類
脱退証明書、資格喪失証明書など
2.マイナンバーカードor通知カード
3.本人確認書類
運転免許所、パスポート、保険証など
4.キャッシュカード
※地域により異なる可能性があります。市町村役場に問い合わせてみてください。
3.海外転出届の提出
長期(1年以上が目安)で留学に行く場合、海外転出届を提出することをオススメします。
海外転出届を出すことで、住民票が抜かれます。住民票を抜くことによって、海外にいる間は住民税、国民年金、国民健康保険を支払わずに済みます。
渡航日の2週間前から申請が可能です。
必要な書類は下記のとおりです。
- 必要書類
4.ワクチン接種証明書
ワクチンを2回接種された方はワクチン証明書が必要になります。
市町村役場で申請ができ、証明書が届くまで約1週間かかります。
必要な書類は下記の通りです。
- 必要書類
2.旅券(パスポート)写し
3.本人確認書の写し
4.接種済証の写し
5.返信用封筒
※地域により異なる可能性があります。市町村役場に問い合わせてみてください。
予防接種証明書は各地域の市区町村役場のホームページからダウンロードできます。
接種済証は予診票などと共に同封されていいた書類になります。
5.PCR検査
現在カナダでは、カナダ到着の72時間以内にPCR検査を行い、陰性証明書(英語表記)の提出が必要となります。
お住いの地域でPCR検査を行っている施設を探してみてください。
厚生労働省が「自費検査を提供する医療機関一覧」を掲載しているので、参考までに載せておきます。
自費検査を提供する検査機関一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
6.携帯解約・一時休止
留学中も携帯代を払うと費用がかさみます。
渡航前に携帯を解約し、帰国後に再契約をすると留学中に携帯代を払わなくて済みます。
ただしこの場合、再契約後は電話番号が変更されるので、帰国後も同じ携帯番号を使いたい場合は、一時休止制度(電話番号保管)を選択できます。
事務手数料1000円から3000円(契約しているキャリアによる)と月額約400円支払えば、電話番号とメールアドレスが保管されるので、帰国後も同じ電話番号を使い続けられます。
また長期留学される方の多くが海外用のSIMカードに変更されると思います。
その際、お使いの携帯によっては、SIMロックがかかっている場合があるので、事前に調べてみてください。
SIMロックがかかっている場合はSIMロックを解除する必要があります。
まとめ
海外留学は準備が大変です。書類の手続きや荷物の用意など考えることがたくさんあります。
直前になって慌てないよう、早めに取り組みましょう!