留学する前に知っておきたい!バンクーバー留学のメリットとデメリット 

早いもので、バンクーバーに来て6か月が経ちました。生活にも慣れ、日本との違いを色々と感じる事があります。

 

今回は、これから留学を考えておられる方に、バンクーバーに留学するメリットとデメリットを、私の経験をもとにお伝えしたいと思います。

 

ではさっそく

 

 

メリット
多文化

カナダは移民が多いことでも知られています。バンクーバーにも多くの人が移住しており、色んな文化が混在しています。

 

例えばレストランはアジア、中東、南米など幅広く存在していて、世界の料理が楽しめるのが魅力の一つです。

 

また、ホームステイをされる方はフィリピン系のホストファミリーに当たる可能性が高いので、フィリピンの文化を知る機会があるかもしれません。

 

実際に、私はフィリピン家系のお家でお世話になったので、フィリピンの文化を知る機会がありました。

 

このように、カナダにいながら他国の文化に触れる機会が多く、新たな発見があります。

 

 

アジア人多い

バンクーバーはカナダの中でもアジアに近いことから、アジア系の移民が多いです。この利点としては、現地の人とも仲良くなりやすいこと。

 

正直、ネイティブスピーカーの友達を作るのは難しいです。しかしバンクーバーには、「親は韓国人、台湾人だけど、自分は生まれも育ちもバンクーバー」という人も多くいます。

 

このような方はネイティブスピーカーでありながら、アジアの文化も持ち合わせているため、価値観が近く親しくなりやすいです。

 

ネイティブスピーカーなので、本場の英語が学べます!

 

 

住みやすい

カナダ人はみんな優しいです。変に差別されたり、見下されたりすることはめったにありません。少なくとも、私やその周りでは聞いたことがありません。

 

英語が下手でも、聞いてくれますし、逆に人の英語に難癖つける人は軽蔑される傾向にあります。そのため英語を話すのが苦手な日本人でも、話しやすい環境だと感じます。

 

また治安も良いので、過ごしやすいです(一部治安が悪い地域もあります)。

 

 

デメリット
雨季が長い

10月から3月頃まで雨季なので、気が滅入ります。日本みたいに強い雨が降るというより、パラパラ降ったり止んだりを繰り返す雨です。

 

ずっと曇っているので、たまに晴れるとすごくテンションが上がります。

 

「留学に来たからには友達作って遊ぼう」と考えておられる方も多いと思いますが、雨だと外で遊べないので、やることが限られます。

 

ご飯を食べに行くか、買い物に行くくらいでしょうか。

 

物価が高い

買い物も、外食もすべて高いです。お菓子やジュースは日本の倍近い値段ですし、普通のレストランでも12~20ドル(約1200~2000円)くらいします。

 

特に日本食は高いので、1食20ドルを超えるレストランも多いです。加えてチップは基本15%からなので、一回の外食で数千円飛んでいきます。

 

逆にバイトをする場合は、お店次第でチップがもらえるので、お財布が潤いますよ!

 

日本人が多い

治安が良く、住みやすい街なので、日本の留学生にも人気です。そのため、語学学校は日本人が大半を占め、日本で英語のクラスを取っているような感覚になりかねません。

 

私も語学学校のクラスは、月によって多少変化はするものの7~9割が日本人でした。

 

私の学校だけでなく、どの学校でも日本人は多いため、国際的な環境は期待しない方が良いと思います。

 

クラスに日本人が多いと、どうしても日本語で会話をしてしまうので、英語で話す環境を作るのが難しいです。

 

 

まとめ

バンクーバーは移民が多く、他国の文化に触れる機会があります。中でもアジア系の移民は多いので、ネイティブスピーカーの方とも親しくなりやすいです。

 

治安が良いのもメリットですが、その分日本人留学生もたくさん来るので、英語の環境を作るのに苦労します。

 

気候は雨季が長く、レストランや室内で遊ぶしかありません。しかし、物価が高いのでお金が飛んでいきます。

 

以上、メリット・デメリット両方あるので、留学を考えておられる方は、他の国や地域とも比較して行き先を選らんで欲しいと思います!