【バンクーバー】リアルなバイトの実体験と日本との違い
おはようございます。先月でビジネスのクラスが終わり、今月からCo-op期間に入ったわけですが、インターン先は未だ決まらず、バイトを続けています。
私のバイトに関する内容はまだ記事にしていなかったので、実際にどんな仕事をしているのか、また日本とカナダのバイトの違いについても触れていきたいと思います。
仕事概要
- フライドチキンのお店
職場はフライドチキンのお店で、キッチンポジションで働いています。
ローカルで小さいところですが、イメージとしてはケンタッキーのような感じ。自由でのんびりした雰囲気ですが、暇な時が多く仕事は単純なので、慣れると退屈です。
スタッフはベトナム、フィリピン、日本、そしてオーナーは香港の方です。英語は、正直50%程度しか聞き取れていませんが、何とかなっています(笑)
最低賃金(時給15.65ドル(約1,600円))で働いており、チップは2週間で大体20~30ドルもらっています。
仕事内容
チキンを揚げる
この作業がメインですが、オーダーが入ればチキンを取ってきて揚げます。
レジ係が注文を読み上げてくれますが、人それぞれ発音に訛りがあるので(自分も含めて)、何度も聞き返して今はようやく、わかるようになりました。多国籍な職場ならではです。
あとチキンの種類ごとに揚げる時間が決められているので、一度に色んな種類のチキンを揚げると、タイマーの時間がごちゃごちゃになることがあります。(笑)
包装
揚がったチキンを袋に詰める作業。特に難しいことは何もないです。強いて言うなら、オーダーがたくさん来たとき、間違えて違う袋に入れないよう気を付けることくらい。
チキンをカット
この作業は毎度行うわけではなく、チキンのストックが少なくなればチキンをカットします。暇なときは無心で切り続けています。
驚いたのは日本みたいにグラム数を測ったりしないこと。感覚で切っていきます。
皿洗い
普通に皿洗いです。洗い物が溜まれば、随時ディッシュウォッシャーにかけて洗います。
しかし洗い終わったあとは、食器を拭かずそのまま定位置に戻します。学生の頃バイトしていた時は食器を拭いていた記憶があるので、これも驚きました。自然乾燥です!
日本のバイトとの違い
支払は2週間ごと
カナダでは、支払いは小切手で2週間ごとにもらえます。こちらでTDバンクの小切手換金方法を紹介しています。
さらに別でチップがもらえます。チップの量は職場によりマチマチですが、カフェよりレストランやバーの方が高い傾向にあります。
デリバリ―オーダー豊富
カナダでは「Uber Eats」に加えて「Door Dash」や「Skip The Dishes」などデリバリーオーダーが豊富です。
特に私の職場はデリバリ―がメインなので、レジの周りはこんな感じになっています。
キャッシャーの作業も最近少し学びましたが、処理の仕方がややこしい。メインの金銭登録機とデリバリーオーダーのデバイス上の金銭を合わせる必要があります。それも50セントならズレてもよいという曖昧さ。
また日本はまだ現金が主流ですがカナダではカードが主流です。2~3ドル(2~300円)の買い物でもカードを使うので、現金支払いはレアです。
すぐやめるのは当たり前
2~3日で辞めていく人も普通にいます。多いわけではとはないですが、日本みたいに受かったら長く続けなければ、みたいな感覚はあまりないです。辞めたくなったら辞めればいいです。
逆にクビにされるケースもあります。私の友達で、勤務時間を短くしたいと伝えたところ、許容できないからクビにされた人がいました。また満足にシフトを入れてもらえず(週4時間とか)辞めた人もいます。
トレーニング期間がある
カナダのバイトにはトレーニング期間が設けられているケースが多いです。基本は約1か月間。その間の給与はもちろん出ますが、大抵チップはもらえません。
もしトレーニング期間に給与が出ないと言われた場合は違法なので、あらかじめ確認することをオススメします。
まとめ
働いていると、日本との違いを色々と知ることができ面白いです。
また、バイトをやっていけるかどうかは英語力よりも職場の人間関係次第かなと感じています。
英語が不十分でも頼れる人、相談できる人がいればうまくやっていけます。逆に英語ができても人間関係が悪いと働くのは苦だと思います。
幸いカナダでは辞めることに対して日本ほどマイナスなイメージはないので、やってみてダメならすぐ辞めて、新しいところを探せばよいと思います。