海外営業って楽しい?海外営業をして感じる仕事の魅力とつらいこと

「海外営業って楽しそうだけど、実際はどんな仕事なんだろう?」

海外営業に興味がある人の中には、こんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

海外の顧客と英語でやり取りをしたり、海外出張に行ったりと、華やかなイメージを持たれやすい海外営業。

しかし、実際に働いてみると、楽しいことだけではありません。

私自身、自動車部品の海外営業として仕事をしてきて、「海外営業だからこそ楽しい」と感じることがある一方で、「これは結構大変だな」と感じたこともあります。

今回は、過去に国内営業の経験もある私が感じている、海外営業の楽しいこと、つらいことを紹介します。

 

◆目次

 

海外営業の楽しいこと

① 案件が前に進んだときに達成感がある

海外営業で楽しいと感じることの一つが、自分が担当している案件が前に進んだときです。

海外営業では、国内営業と比べて考えることが多くなります。

顧客との商談や価格交渉だけでなく、英語でのやり取り、貿易実務、輸出書類の確認など、さまざまな業務を同時に進める必要があります。

特に新規取引を始めたばかりの顧客とはトラブルがつきもの。

・「取引契約書がまとまらない」

・「お金が払われない」

など、様々な問題が起きるため、社内や顧客とコミュニケーションをとり、解決していきます。

そんな案件が無事にまとまったとき、「ここまで頑張ってよかった」と大きな達成感があります。

 

大変なことが多い分、案件が前に進んだときの喜びも大きいのが海外営業の魅力だと思います。

 

②海外ならではの異文化を経験できる

海外営業では、仕事を通してさまざまな国の文化に触れることができます。

特に海外出張では、現地の食事や言語、商習慣など、日本では経験できないことを体験できます。

例えば、出張中の会食で現地の顧客から、普段は日本人があまり行かないようなお店に連れて行ってもらうことがあります。

自分だけでは絶対に見つけられなかったお店を知ることができるのは、海外営業ならではの面白さだと思います。

私自身、ベトナム出張の際には英語が通じない地元のお店に連れて行ってもらい、鳩料理を食べました。

また、同じ国でも北と南で考え方や商習慣が違ったりすることもあり、驚くことがあります。

 

こうした違いは、単純に「面白い」で終わるものではなく、商品をどのように販売するか、どのような提案をするかといった営業戦略にも影響してきます。

海外営業では、仕事をしながら異文化を学べるのも大きな魅力だと思います。

 

③視野が広がる

海外営業をしていると、自分の常識が必ずしも世界の常識ではないことに気づかされます。

仕事の進め方や考え方は、国によって大きく異なります。様々な国に行き、異なる国籍の人と仕事をすることで、

「こういう考え方もあるんだ」

「日本とはこんなに違うんだ」

と感じる機会が増えます。

その結果、以前よりも一つの考え方に固執せず、柔軟に物事を考えられるようになったと私は感じています。

 

海外営業は、英語力や営業スキルの向上だけではなく、仕事をしながら自分の視野を広げられる楽しさもあります。 

 

海外営業のつらいこと

ここまで楽しいことを紹介しましたが、もちろん大変なこともあります。

 

①何事もスムーズに進まないことがある

海外の取引先と仕事をしていると、「日本だったらこんなことはないのに」と思うことがあります。

例えば、事前にアポイントを取っていたにもかかわらず、直前になってキャンセルされたりします。

ほかにも、期限になってもお金が振り込まれないこともよくあります。

もちろん、すべての国や企業がそうというわけではありませんが、日本の感覚で仕事をしていると、

「スムーズに物事が進まない」

と思うことはあります。

最近はこうしたことにも慣れてきましたが、国内営業をしていた時には感じなかった大変さです。

 

② 調整業務が大変

海外営業は、英語を使って顧客と話すだけではなく、実際にはさまざまな関係者との調整がかなり重要な仕事です。

例えば、商品の輸出では、

・船のブッキング

・輸出に必要な書類の確認

・商品の出荷手配

などの業務を進めるために、船積み課や倉庫との調整、またフォワダーや顧客とも調整を行う必要があります。

また、先ほどの例のようなお金の振り込み遅延も頻繁に起こります。こうしたケースでは、業務部と連絡を取る必要も出てきます。

 

「商品を売ったら終わり」ではなく、実際に商品を海外のお客様のもとに届け、さらにお金の回収まで行うのが営業の仕事です。その過程において、多くの人とコミュニケーションを取る必要があります。

そのため、営業というより調整役として動く時間がかなり多いと感じることがあります。

 

③ 海外出張がしんどい

海外営業と聞くと、「海外出張があって楽しそう!」と思う人もいるかもしれません。

確かに、海外に行けることは海外営業の魅力の一つですが、正直海外出張はしんどいです。

私の場合、海外出張に行くと、大体夜まで仕事をする日が続きます。

日中は顧客との商談を行い、夕方は顧客にごちそうになることが多いです。その後ホテルに戻ってから、その日溜まったメールの処理や、翌日の準備を行うため、プライベートの時間はほとんどありません。

 

詳しくはこちらの記事で紹介していますので、興味のある方は覗いてみてください。

hardtack.hatenablog.com

 

まとめ

ここまで、海外営業の楽しいこととつらいことを紹介しました。

どの仕事もそうだと思いますが、良い面もあれば、大変な面もあります。

 

「海外と関わる仕事がしたい」「英語を使った仕事をしてみたい」という人にとって、海外営業は一つの選択肢になる仕事だと思いますので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

hardtack.hatenablog.com

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海外営業は英語がペラペラじゃなくても大丈夫?インド企業と英語で商談した実体験

「海外営業に興味があるけど、英語がペラペラじゃないとできないのかな?」

海外営業をやってみたいと思っている人の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。

私自身、英語がペラペラというわけではなく、海外の企業と英語で話すときは今でも緊張します。

そんな私ですが、自動車部品の新規仕入れ先候補であるインドの企業と、英語でオンラインミーティングを行いました。

 

今回は、そのときの実体験をもとに、海外営業では実際にどのような商談をするのか、そして英語がペラペラでなくても海外営業ができるのかについて紹介したいと思います。

 

◇目次

 

インド企業と打ち合わせをすることになったきっかけ

先にお伝えしておくと、私は自動車部品関係の商社で働いています。

今回、インド企業と打ち合わせをすることになったきっかけは、商品の販売地域が関係しています。

メーカーによっては、「この地域では販売してよいが、この地域では販売できない」というように、販売できる地域が決められている場合があります。

今回も、既存のメーカーの商品では販売できない地域がありました。

 

そこで、

「販売できない地域については、別のメーカーの商品で対応できないか?」

と考え、新しい仕入れ先候補を探すことになったという経緯です。

その中でインドの企業にコンタクトを取ったところ、興味を示していただき、製品や取引条件などについて話を聞くため、オンラインで打ち合わせをすることになりました。

 

ちなみに、今回のように新しい仕入れ先を探す業務は、企業によって営業がやる場合と専門の部署が設けられている場合があります。

 

商談前に準備したこと

私は英語がペラペラというわけではなく、英語での商談にはかなり緊張するタイプです。

(中学の文法×高校の英単語で頑張っていますが、うまく英文をつなげて話せないことはしばしば、、、)

そのため、海外企業との打ち合わせでは、できるだけ事前準備をするようにしています。

 

今回も、主に以下のような準備をしました。

 

・自社の会社紹介を英語で説明できるように練習

・相手企業について事前に確認

・自社が求めている製品情報や条件を整理

・聞きたい質問を英語で準備

 

私の場合は実際の商談になると緊張して、頭の中で考えていた英語がすぐに出てこないことがあります。

そのため、「当日その場で考えればいい」と思わず、事前に伝えたいことや聞きたいことを英語で準備しておくようにしています。

その場のノリで話しながら良い空気感を作り出し、うまく商談をまとめる方もいますが、私には到底できない芸当です(笑)

 

実際の商談では何を話した?

今回の打ち合わせは、基本的に以下のような流れで進みました。

 

① お互いの会社紹介

まずは、お互いの会社について簡単に紹介しました。

自社がどのような会社なのか、どのような商品を取り扱っているのかなど事前に作ったパワーポイントを使いながら説明します。

海外企業との初めての商談では、いきなり商品の細かい話をするのではなく、まず会社について理解してもらうことが重要です。

 

② 相手企業について確認

次に、相手からも企業説明をしていただきます。今後取引を行うかもしれない企業なので、会社情報は知っておきたいです。

また企業が取り扱っている製品についても説明を受け、特にうちが興味のある商材については詳しく説明していただきました。

何品番くらいあるのか、納期はどのくらいかかるのかなど、分からない部分があれば、その場で質問しました。

 

③ 要望・条件の確認

続いて、今回こちらがほしい資料や求めている取引条件などを説明し、逆に相手の要望や条件についても確認します。

要望や条件を伝える際は、単純に「この商品を買いたい」と伝えるだけではなく、なぜその商品を探しているのかという背景まで相手に理解してもらうことも重要です。

背景を伝えることで、相手がこちらの要望の意図を理解でき、こちらに合った提案をしてもらいやすくなります。

 

④ 今後の進め方を確認

最後に、今回の打ち合わせを踏まえて、次に何をするのかを確認しました。

商談では、話をして終わりにするのではなく、

「次は相手から何をしてもらうのか」

「こちらは何をするのか」

「いつまでに進めるのか」

など、次のステップを明確にしておくことが重要だと考えています。

 

インド企業との英語での商談はどうだった?

今回、インド企業との英語での商談ということで、想定していた通りインドなまりが強く、私にはかなり聞き取りにくい英語でした、、、

 

正直、毎回商談を100%理解できることなんてありませんが、今回は特に内容を理解するのが困難でした。

理解できなかった部分をすべて聞くことは中々大変なので、こちらにとって重要な部分(この商談で知りたかったこと、今後の進め方)については、「今のところもう一度言ってほしい」、「今の内容はこういうことだよね?」と言い方を変えながら、確認していきました。

 

海外営業は英語がペラペラじゃなくても大丈夫

今回の経験を通して、私は改めて「海外営業だからといって、英語がペラペラである必要はない」と感じました。

もちろん、英語が流暢に話せるに越したことはありませんし、そのほうが余計な準備もしなくて済むので、私なんかより労力をかけずに仕事をこなしていけると思います。

しかし、英語を100%聞き取れなかったり、すぐに英語が出てこなかったりしても仕事はやっていけます。

上手く話せなくとも、相手に伝えることはできますし、その場で聞き取れなくても後からメールで確認することもできます。

 

私としては、「今回の面談で何を確認したいのか」を事前に明確し、「商談が終わった後、何をするのか」を商談を通して確認する努力をすれば、どうにかなると思っています。

商談中にすべてを完璧に理解し、完璧な英語で答えなければならないわけではありません。

 

英語力だけでなく業界知識も重要

そして、海外営業を経験する中で感じているのが、業界知識の重要性です。

同じ業界で仕事を続けていれば、商品や業界についての知識が少しずつ身についてきます。

私はまだこの業界は4年目ですが、英語をすべて聞き取れなくても、

「おそらくこのことを言っているんだろうな」

と内容を推測できることがあります。

 

逆に、商談で全く理解できなかった内容を後から上司に確認すると、私の知らない業界知識の話だったというのはよくあります。

そのため、まったく業界知識がない状態だと、英語自体は聞き取れていたとしても、

「結局、この人は何について話しているんだろう?」

となってしまうことがあります。

 

昔大学のゼミの先生に「英語の半分は語学力だが、半分は知識」と言われたことがありますが、その通りだと感じています。

海外営業では英語力だけでなく、商品知識や業界知識を身につけることも非常に重要だと思いますし、特に1年目の頃は、英語だけに意識を向けるのではなく、担当する商品のことや業界のことを積極的に勉強することが大切だと思います。

 

まとめ

今回、インド企業と英語で商談をしてみて、海外営業に必要なのは、完璧な英語力だけではないと、改めて感じました。

事前にしっかり準備をして、伝えたいことを明確にしておけば、英語が完璧でなくても商談を進めることはできます。

 

「海外営業をやってみたいけど、英語に自信がない」という方も、英語が完璧になるまで待つ必要はないと思います。

英語力を伸ばすことはもちろん大切ですが、それと同時に、商品知識や業界知識、そして「相手とどうすれば良い取引ができるか」を考える力を身につけることも、海外営業では大切なのかと考えています。

海外営業とはどんな仕事?商社での実務をリアルにまとめて紹介

「海外営業って、具体的にどんな仕事をするの?」

海外営業に興味を持っている人の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

海外営業は、簡単に言えば海外の顧客に商品やサービスを販売する仕事です。

ただし、実際の仕事は「英語を使って商品を売る」だけではありません。

見積書の作成、顧客との価格交渉、納期調整、社内との打ち合わせ、輸出手配、トラブル対応など、仕事内容は多岐にわたります。

この記事では、自動車部品の商社で海外営業を経験している私が、海外営業の仕事内容について、できるだけリアルに紹介します。

 

まず先にお伝えしたいのは、海外営業の仕事内容は会社によってかなり異なるということです。

メーカーなのか商社なのか、BtoBなのかBtoCなのか、既存顧客中心なのか新規開拓中心なのかによっても変わります。

ここでは、私が経験している商社のBtoBの海外営業(輸出業務)を中心に紹介します。

 

◆目次

 

海外顧客からの問い合わせ対応

海外営業では、毎日のように海外顧客から問い合わせが来ます。

例えば、

「この製品の価格はいくらですか?」

「100個購入した場合の価格を教えてください」

「納期はどれくらいですか?」

「輸出状況はどうなっていますか?」

といった問い合わせです。

問い合わせはメール以外にアジアではWhatsAppなどのチャットで来ることも多く、内容を確認したうえで社内や仕入先に確認します。

海外営業は英語で商談ばかりしているイメージがあるかもしれませんが、実際はメール対応に費やす時間が多いです。

 

見積書の作成

顧客から商品について問い合わせがあれば、見積を作成します。

例えば、「この部品を100個購入したい」という問い合わせがあったとします。

その場合、

  • 商品価格
  • 輸送費
  • 為替
  • 梱包費
  • その他の費用

などを考慮して販売価格を決めます。

海外取引の場合、国内販売よりも価格を決めるための要素が増えることがあります。

また、単純に「仕入価格+利益」で決めればいいとは限りません。

競合製品の価格や、現地市場でその製品がいくらで販売されているのかも重要になります。同じ製品でも欧州地域では受け入れられるのに、アジア地域だと高くて売れないといったこともあります。

そのため、企業によっては同じ製品でも販売地域によって価格を変えているケースもあります。

 

価格交渉

海外営業で避けて通れないのが価格交渉です。

例えば、こちらが1,000円で提示した商品に対して、「800円になりませんか?」と顧客から言われることがあります。

そこで、「分かりました。800円にします」と簡単に価格を下げるわけにはいきません。

仕入先に価格交渉をしたり、数量を増やしてもらう代わりに価格を下げたり、別の商品を提案したりします。

また、仕入れ先に交渉をする際は、なぜ値下げを要求されているのか、その根拠を説明すると話を聞いてもらいやすくなります。

 

特にアジアやアフリカ地域では高い製品を買えない人も多く、アメリカや欧州の顧客よりも価格を重視される印象があります。

 

納期の調整

顧客へ見積もりを提示する際には、製品の納期確認も行います。

例えば、「10月1日までに1,000個欲しい」という注文があった場合、まずは仕入先に自社倉庫への入荷予定日を確認します。

 

モノの流れとしては「仕入先→自社倉庫→海外顧客」となりますが、国内営業と異なり、海外営業では輸出手配や通関、船積みといった貿易実務が発生します。

そのため、単純に「仕入れ先が〇月〇日に出荷できる」というだけでは不十分です。

輸出手配に必要な期間、船積みから顧客のもとへ届くまでのリードタイムなど総合的に考え、最終的な納期を見積もる必要があります。

とはいえ、見積もり段階では中々そこまで見えてきませんし、納期は概算となります。

また、海外取引経験豊富な顧客であれば、輸出にかかるおよその期間は理解されていますので、自社倉庫までの納期を伝えるだけで十分だったりします。

 

ちなみに船積みの調整や輸出出荷日はフォワダーと呼ばれる国際輸送をコーディネートしてくれる事業者に依頼し、確認を行います。

 

社内との調整

海外営業は、意外と「社内調整」の仕事が多いです。

例えば新規顧客と取引を始める際は、取引契約を結ぶ場合があり、契約内容の確認や修正を法務部と行ったり、船積みの流れや船積み書類の内容について物流部門や船積部門と相談したりします。

 

営業だけで判断できることは意外と少なく、様々な部門とコミュニケーションをとり、調整を行っていくことが求められます。

個人的には、海外営業で非常に重要な能力の一つが、この「調整力」だと感じています。

 

輸出に関する業務

先ほどもお伝えした通り、海外営業の場合、商品を海外に輸出するための業務があります。

「Invoice」、「Packing List」、「B/L」、「原産地証明書」など、輸出に関係する書類を扱います。

会社によっては専門の貿易担当者が対応するため、海外営業がすべて行うわけではありませんが、海外営業として仕事をするのであれば、貿易の基本的な知識は必要となります。

入社後に教えてくれる企業もありますが、転職の際は応募条件として貿易の知識を求められるケースがあります。

 

海外顧客との商談

もちろん、海外顧客との商談も海外営業の重要な仕事です。

最近ではZoomやTeamsなどを使ったオンライン商談も増えています。

商談では、

  • 新商品の紹介
  • 売上状況の確認
  • 販売戦略の相談
  • 価格交渉
  • 今後の発注予定の確認

などを行います。

 

また、現地にオフィスを構えている場合は、現地スタッフと売上状況や市場の動向、今後の販売戦略について打ち合わせを行うこともあります。

 

海外営業の仕事で「海外に行ける」という点に魅力を感じる人も多いと思います。

私も年2回ほど海外出張に行っていますが、自身で計画するプライベートな旅行では絶対に経験できなかっただろうな、と思う経験がたくさんできるのも海外営業の魅力だと感じています。

 

まとめ

海外営業は、英語を使って商品を売るだけの仕事ではありません。

顧客とのやり取りや価格交渉、納期調整、社内外との調整、輸出業務など、幅広い仕事を担当します。

英語力よりも、それ以上に調整力や交渉力、問題解決力が重要となります。

海外の顧客と直接関わりながら、日本の商品を海外市場に広められることは、海外営業ならではの魅力だと思います。

「海外と関わる仕事がしたい」という方には、ぜひ海外営業という仕事も視野に入れて見てはいかがでしょうか。

 

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【スイス出張】展示会で学んだ国際ビジネスの現場

スイスのローザンヌで開催された展示会イベントに参加するため、5日間の海外出張に行ってきました。
展示会の稼働日程は3日間ですが、移動を含めると5日間の出張です。
ヨーロッパ・中東の企業が多数参加するイベントで、ブースを構えて商談を重ね、新規取引のきっかけをつくるのが今回のミッションです。

 

 

イベント概要

今回参加したのは、ヨーロッパ・中東の企業が集まる大規模展示会。 商談は 1枠30分、イベント時間は 9:00〜17:00(休憩1時間)

事前に商談予約をしている企業もあり、多い日は1日11社と商談しました。

 

スイス出張中の1日の流れ

 

実際の1日はこんな感じです

7:00  起床

8:00 ホテル出発

9:00~12:00 商談

12:00~13:00 昼食

13:00~17:00 商談

17:30 移動

18:30 会食

20:30 二次会

22:30 ホテル帰宅

23:00 シャワー

23:30 仕事(実務作業)

0:30 プライベート時間

1:00 就寝

 

自由時間はほぼゼロ、、

 

食事事情

朝はホテルのバイキングになりますが、昼食、夕食はイベント側が用意してくれます。

そのため、ほとんど外を出歩いて自由に食事することはありません。一食くらいスイス名物のチーズフォンデュが出てくるかと期待しましたが、全然違う料理でした(料理はすべておいしかったですが)。

唯一最終日のみ15時で終了だったため、夕食は用意されておらず、同僚と外に出かけることができました。

ただ、一緒に行った同僚はチーズが苦手ということでチーズフォンデュは結局食べれずじまい。

会食会場の様子

夕食のメイン料理

 

現地で驚いたこと

1.物価が高い

世界でもトップクラスに物価が高い国、それがスイスです。

500mlの水はだいたい480円しますし、このパスタはなんと約5,000円でした!

スイスでは気軽にお金を使えないです(笑)

 

2.電車に改札がない

スイスのホームには改札がありません。危うくチケットを購入せず、そのまま乗車するところでした。無賃乗車すると罰金が取られるそうなのでご注意を。

ホーム

 

出張で苦労したこと

1.英語のアクセントが国ごとに違いすぎる

ヨーロッパ・中東の参加者が多く、英語の癖が国によって全く違います。 私のリスニング能力の問題もありますが、商談相手が変わるたびに聞き取りの難易度が変わり、集中力を使い切ります。

 

2.国ごとの輸出入の規制・法律の違い

国によって輸出入のルールは本当にバラバラです。

「あの国ならそのまま輸出できるのに、こっちの国だと認証が必要」なんてことは日常茶飯事。
今回の出張では様々な国の人と話すので、こうした違いを知らないと会話の背景がつかめない場面もありました。

先輩にも助けてもらいながら、わからない部分を曖昧ままにせず、理解を深めるよう努めました。

 

まとめ

今回のスイス出張では、展示会での商談に加えて、物価や文化、そして国ごとに異なる輸出入規制など、現地でしか得られない気づきが多くありました。 特に、同じ製品でも国によって求められる認証やルールが全く違うことを実感し、「国際ビジネスは“制度の理解”が重要」ということを実感しました。

 

 

 

華やかに見えて実は過酷?海外営業出張の裏側

「海外を飛び回る仕事ってかっこいい」「出張ついでに観光できて羨ましい」

そんな声を聞くことがあります。

でも、実際に自動車部品商社で海外営業をしていると、そのイメージとはだいぶ違う現実があります。

出張は非日常の旅行ではなく、文字通り現場の延長です。

スーツケース片手に移動を繰り返し、ホテルでも空港でもメールを打ち続ける。

そんな日々を、少しリアルにお伝えします。

 

出張スケジュールの現実

出張といっても、まず移動からハードです。

フライトは土・日が基本。到着した翌朝月曜日から顧客を回れるように出発します。

帰りは金曜深夜便か土曜の便です。

 

◆スケジュール例

【日曜日】
日本を出発し夕方ごろホテル着。チェックインを済ませ、明日の商談準備。
【平日(1週間)】
9時頃ホテル出発→午前取引先訪問×1→午後取引先訪問×2→夜は顧客と会食→ホテル戻りは夜10~12時。→溜まっているメール返信、見積、明日の準備→2時頃就寝
【土曜日】
午前フライト→午後日本着→寝る+仕事

 

基本的に現地では1日に3件のアポイントが当たり前で、その後は会食になることがほとんどです。土曜に帰国の場合、観光できなくはないと思いますが、正直そんな余裕があるなら仮眠したいというのが本音です。

毎日夜2時ごろまで仕事しているとさすがに疲労が溜まります。それだけやっても仕事は終わらず、帰国した土・日も使って働く始末です。

 

「観光なんてできるわけがない」リアル

SNSなどで「出張先の街並み」といった写真を上げる人もいますが、実際は空港とホテルと顧客を往復する毎日です。

観光地の看板を横目に、タクシーを乗り継ぐ日々です。現地の空気を感じるのは、外を歩く少しの時間のみ。

商談の間が空くこともありますが、溜まっているメールを処理しなければなりません。普段残業しても終わらない業務が商談中・移動中にもどんどん溜まっていきます、、、

とても観光する気分にはなれず、どんな国に行っても仕事モードが抜けない。

それが海外出張のリアルです。

 

夜中まで働く理由

長く付き合いのある顧客が多いので、出張に行くと言えばご飯に誘ってくれます。ありがたいのですが、そのおかげでホテルに帰ってくるのは夜の10時~12時頃

特に中国や台湾は未だに飲みの付き合いが重要で、商談中に酒が出てきたり、朝まで飲んだりすることもあります。私は中国・台湾担当になったことはないですが、朝まで飲んで次の日また商談に行って、と考えたら怖いですね、、、

 

ホテルに戻って、ようやく通常業務に取りかかります。 見積もりや発注、船積みなどは一部日本にいる方にお願いしますが、それでもやることは山ほど溜まっています。 正直、現実逃避したくなるくらいです。

さらに、出張レポートも書かなくてはなりません。提出期限は出張後1週間以内ですが、最低限、毎日の商談内容を箇条書きでまとめておかないと、後からすべてを思い出すのは難しいです。

出張中は、仕事に追われっぱなしです。

 

出張がやりがいになる理由

正直、海外出張は体力的にはきついです。

それでも、現地で直接顧客の反応を見られるのは何よりの学びになります。

英語が通じず準備してきたことがまるで役に立たなかったり、市場で求められるものが初めて理解できたり、そうした発見が楽しくもあり、自分を成長させてくれると感じられます。

顧客との信頼関係が深まる瞬間もあり、そうした時に「来てよかった」と思うことができます。

 

まとめ

海外出張というと華やかに聞こえますが、実際は戦場のような毎日です。

観光どころか、睡眠時間を削って走り続けることも珍しくありません。

でもその分、仕事の密度は高く、現場で得られる経験は何にも代えがたいものです。

もしこれから海外営業を目指す方がいるなら、「かっこいい」よりも「泥臭くてリアル」な世界が待っていると伝えたいです。

 

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20代で社会人を辞めて留学!再就職は本当に不利なのか?

「仕事を辞めて留学したら、再就職が難しくなるかも…」 そんな不安を感じる人は少なくありません。

でも実は、20代での留学はキャリアの“遠回り”ではなく、“新しい道”を切り開くチャンスです。

この記事では、よくある不安やその背景、実際の再就職事情についてお話します。

 

1.よくある不安とその背景

20代で社会人を辞めて留学するとなると、まず頭に浮かぶのが「再就職できるのか?」という不安。特に日本では、キャリアの「空白期間」に対して厳しい目が向けられることもあり、周囲から「もったいない」「今の会社にいた方が安心」と言われることもあるかもしれません。

また、留学経験が本当に評価されるのか、語学力以外に何が得られるのか、という疑問もよく聞かれます。こうした不安の多くは、「前例が少ないこと」や「情報不足」から生まれるもの。未知の選択肢に対して不安を感じるのは当然のことです。

でも、実際には留学経験を活かして再就職に成功している人はたくさんいます。大切なのは、「何を得て、どう活かすか」を自分の言葉で語れるようになることです。

 

2.実際はどうなの?再就職の現実

「留学すると再就職が不利になる」と思われがちですが、実際にはそんなことはありません。むしろ、留学経験が評価される場面は年々増えています。

特にグローバル化が進む今、企業は語学力だけでなく、異文化理解や柔軟な思考力を持つ人材を求めています。留学を通じて得た「自分で考え、行動する力」は、面接でも強いアピールポイントになります。

もちろん、業界や職種によっては即戦力を重視するところもあると思いますが、20代という若さは「ポテンシャル採用」の対象です。留学経験は、むしろ「挑戦できる人」「自分の軸を持っている人」としてプラスに働くことが多いです。

 

3.留学後の就活体験談

私は留学から帰国して、わずか2か月足らずで就職先が決まりました。最終的に4社から内定をいただき、そのうち1社は大手、2社は上場企業でした。

就職活動では、メーカーや商社を中心に応募しましたが、意外にも前職での営業成績や達成したことはあまり問われませんでした。代わりに重視されたのは、「なぜその会社に入社したのか」「なぜ辞めたのか」「なぜ留学したのか」、そして「なぜ今この会社を志望しているのか」という一連のストーリーです。

このストーリーに一貫性があると、面接官の反応も良く、選考がスムーズに進みました。ただし、ストーリーがしっかりしていても、性格や価値観が企業の求める人物像と合わなければ、面接で落とされた印象です。

留学による1年半のブランクについては不利に感じたことはありません。むしろ、留学中に得た経験や学びをどう企業で活かすかを明確に伝えることで、ブランクは価値ある時間として評価されたと思います。

これから就活をする方は、ぜひ留学中に得たものを振り返り、それをどう活かすかを考えてみてください。ストーリーを持って語れるようになれば、心配する必要はないと思います。

 

4.ノープラン留学でも意味はある?

「就活ではストーリーが大事」と聞くと、「留学前にキャリアプランを立てておかないと」と焦る方もいるかもしれません。でも、私自身は留学前に明確なプランはありませんでした。ただ「海外で生活してみたい」「将来なんとなく国際的な仕事ができたらいいな」と思っていただけです。

もちろん、キャリアプランがあるほうが上手くいくと思います。ただ、プランがないからといって再就職が不利になることはありません。留学中に得た経験や学びを振り返り、それが企業でどう活かせるかを考えることで、自然と自分だけのストーリーが生まれてきます。

そのためには、留学中にできるだけ多くのことに挑戦してみてほしいと思います。語学学校とアルバイトだけで毎日が終わってしまう方もいますが、少しもったいないかもしれません。せっかく異なる文化や価値観に触れられる環境にいるので、もっと外に出て、遊んで、交流して、たくさんの経験を積んで欲しいと思います。

そうした経験が、就活で語れるエピソードとなり、自分の強みになります。

 

5.まとめ

20代で仕事を辞めて留学するのは、たしかに勇気のいる選択です。でも、実際にその道を歩んでみて感じたのは、「留学はキャリアのブレーキではなく、アクセルにもなり得る」ということ。

大切なのは、留学中にどんな経験をし、何を感じ、何を学んだのか。そして、それをどう自分の言葉で語れるかです。たとえノープランで始まった留学でも、行動し、出会い、挑戦する中で、自然と自分だけのストーリーが育っていきます。

再就職は決して不利ではありません。むしろ、留学で得た視野の広さや柔軟性、自分で道を切り開く力は、これからの時代にこそ求められるものです。

「やってみたい」という気持ちがあるなら、ぜひ挑戦して欲しいと思います。遠回りに見える道の先に、思いがけない景色が待っているかもしれません。

海外営業の1日の流れを徹底解説|商社勤務のリアルなスケジュールと仕事内容

「海外営業って実際どんな1日を過ごしているの?」

そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

私自身、国内営業から商社の海外営業へ転職し、アジア地域を担当してきました。
英語でのコミュニケーションや貿易実務の難しさがありますが、そのぶん裁量も大きく、グローバルに働ける面白さがあります。

 

この記事では、商社で働く海外営業職のリアルな1日の流れを、実体験をもとに詳しく解説します。
業務内容や1日のスケジュールを紹介するので、海外営業に興味がある方や転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

【目次】

 

海外営業とは?仕事内容と役割をわかりやすく解説

海外営業の基本的な役割

海外の取引先(顧客・代理店・仕入先)と取引を行う営業職です。

自社や仕入先の商品・サービスを海外市場へ販売したり、海外から仕入れを行ったりします。

多くの場合、以下の3つの業務を担当します。

  1. 顧客対応・商談:見積作成、価格交渉、納期調整など
  2. 社内調整:生産・物流・品質管理など他部署との連携
  3. 貿易実務:輸出入書類、船積スケジュール、決済条件の管理

 

国内営業との違い(輸出業務)

項目

国内営業

海外営業

顧客

日本中心

海外中心

言語

日本語中心

日本語、英語、現地語

距離感

対面・訪問中心

オンライン・出張中心

仕事の範囲

営業活動中心

営業+営業/貿易事務

つまり海外営業は、営業職でありながら貿易実務・英語コミュニケーション力が求められる総合職です。とはいえ、TOEIC400点代でつたない英語ながら、うまくコミュニケーションを取っている方もいるので、英語力よりもコミュニケーション能力が大事だと感じます。

 

どんな会社に多い?

  • 商社(総合・専門)
  • メーカー(輸出入担当部門)
  • 物流・貿易関連企業

特に商社は国内外の企業をつなぐ「仲介役」。海外営業は、現地のニーズを読み取り、スピード感や信頼で付加価値を生み出す必要があります。

 

海外営業の1日の流れ【平日スケジュール例】

ここからは、商社の海外営業担当として働く1日の流れを時系列で紹介します。
※筆者が担当していたのは自動車部品分野で、アジア向けの輸出案件が中心です。

 

9:00〜9:30|出社・メールチェック

朝いちばんの仕事はメール確認。その日取り組む案件の順位や優先度も決めておきます。
海外営業は時差があるため、部署によっては夜のうちに大量のメールが届きますが、アジアはほとんど時差はなく、タイムリーなやりとりをしていました。

 

9:30~11:00|デスクワーク

会議や出張以外は基本的にデスクワークの時間になります。営業担当でありながら見積、発注さらに貿易実務まで手広くやっていきます。

  • 見積書作成、回答
  • 発注入力、発注書送付
  • 船積み調整、ブッキング依頼

【ざっくりとした仕事の流れ】

顧客から見積依頼→見積回答→条件が見合えばオーダー受領→仕入れ先へ発注→倉庫にモノが入荷すれば船積み→顧客の元へ

11:00〜12:00|部内ミーティング

週に1回部内ミーティングがあります。営業進捗状況の共有と課題の対策など社内でのコミュニケーションも大切です。

  • 部課長からの共有事項
  • 売上の進捗度合い報告
  • 業務上の課題や解決についての討論
  • 予定の共有

 

12:00~13:00|休憩

お昼は近くの飲食店かコンビニで済ませます。たまに上司や後輩と食べに行ったりもしています。

職場近くの飲食店や居酒屋に詳しくなっておくと、仕入先や顧客との会食で役立ちます。

 

13:00~14:00|仕入先来社対応

輸出業なので顧客は海外ですが、仕入先の多くは日本です。定期的に仕入先が打ち合わせのために来られます。また、海外から顧客が来られることもあります。

  • 販売状況の共有
  • 販売戦略について打ち合わせ
  • 新規商材の紹介

 

14:00~19:00|デスクワーク

朝だけでは終わらない見積や発注業務に加えて、新たな見積・発注依頼が来るので対応します。

また新規売り込みのため、需要見込み商材の見当をつけ、資料を顧客に送ったりもします。

  • 受注・発注入力、発注書送付
  • 需要見込み商材の検討
  • 営業資料作成
  • 納期遅れや出港遅延等の対応

 

19:00|退社

会議が多い日や出張準備で忙しいときなどは8時、9時頃まで残業する日もありますが、逆にデスクワークに時間が取れる日は早くあがることもあります。

 

まとめ

商社で働く海外営業は、英語を使いながら世界を相手にビジネスを展開するやりがいのある仕事です。見積作成や発注、貿易実務、仕入先との打ち合わせなど幅広い業務を通して、グローバルに活躍できます。国内営業よりも時差や文化の違いを乗り越える柔軟さが求められますが、その分成長を実感できる職種だと思います。

 

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